淡路島の湧水「御井の清水」を妙見山に登って汲んできました〜😁

2019年3月19日

妙見山にある御井の清水の水汲み小屋 淡路島
妙見山にある史蹟御井の清水

淡路島の妙見山(みょうけんざん)は六甲山系の花崗岩層を中心とした地質。山に降り注いだ雨が浸透し、花崗岩層を通って山の中腹から湧き出しているのが、御井の清水。

一年を通じて一定量が湧き出ていて、大昔はこの場所(淡路市佐野)から船を利用して朝廷まで運ばれていたという古代の名水です。

山の麓にある名水喫茶サンスイで御井の清水は手に入るのですが、せっかくなので湧き出している場所まで登って汲んできました😁

ここ史蹟御井の清水は、淡路島百景の一つに数えられています。

妙見山の中腹にある古代の名水「御井の清水」を求めて

湧水が汲める場所まで、登りは約20分ほどかかりました。

登り坂が意外にきつく、角度がそこまで急ということではないのですが、だらだらと長い。ボディブローのように足腰にダメージを与えられ、今日は見事に筋肉痛です😁

下りは15分ほど。いろいろと写真を撮ったりしてますんで、あくまでも参考時間ですが、1時間ほどで観光できる場所だと思います。上にあがっても誰もいないでしょうから、順番待ちなんてこともないでしょうし😚

御井の清水 水汲みルートの出入口

スタートは、国道28号線沿い・淡路市佐野にある産直から。「国生みの島・淡路」ののぼり旗があるのですぐ分かります。

御井の清水の水汲みルートの出入口
「御井の清水」水汲みルート 出入口

同じ場所に「佐野小井」というバス停も。

淡路島 佐野小井のバス停

でも、一時間に一本くらいでした… (>_<)

スタート地点に焼芋が売ってましたね。今思えば、食べながら登ってもよかったな〜😁

御井の清水 水汲みルートの出入口にある焼き芋屋さん

御井の清水 水汲みルートの道中

淡路島 御井の清水の水汲みルートの道中

基本的には、こんな感じの竹林を登っていくのですが、意外と陽のあたる場所が多かったです。なので、汗をかきました。

途中、綺麗な花も咲いていて。

淡路島 御井の清水の水汲みルートで見つけたゼラニウム

このゼラニウム(?)の色が南国っぽかった😚

他にも水仙とか。

淡路島 御井の清水の水汲みルートで見つけた水仙

柑橘系もありましたね。

淡路島 御井の清水の水汲みルートで見つけたオレンジ

ちょっと驚いたのは、こちらのレモン🍋

淡路島 御井の清水の水汲みルートで見つけたレモン

いいなぁ淡路島レモン🥺

これくらいに成長するまでに何年かかるんだろうか…

見事な桜の木(たぶん)もあったので、花を咲かせたら綺麗でしょうね🌸

淡路島 御井の清水の水汲みルートで見つけた桜の木

そういえば、途中にイノシシ狩りの仕掛けもありました。

淡路島 御井の清水の水汲みルートにあったイノシシ狩りの仕掛け

サツマイモが餌のようです。

これを見てしまった後は、イノシシが出てきそうでちょっとビビリながらの登山。

竹藪なんで、ザワザワするんです😆

淡路島 御井の清水の水汲みルート

御井の清水 水汲みルートの看板

湧水の水汲み場までに、僕が発見できた看板は4つでした。

近くにつれてだんだん看板が大きくなっていくイメージです😁

淡路島 御井の清水の水汲みルートにあった最初の看板
最初の看板
淡路島 御井の清水の水汲みルートにあった二番目の看板
二番目の看板
淡路島 御井の清水の水汲みルートにあった三番目の看板
三番目の看板
淡路島 御井の清水の水汲みルートにあった四番目の看板
四番目の看板

この四番目の看板を右に行くと、おそらく妙見山の山頂に続いているんだと思いましたが、水を汲んだ後に山頂を目指す体力は残されていませんでした… _| ̄|○

ひょっとしたら、右折してすぐに山頂だったのかも…と思うと悔しいので、考えないようにしています。体力がある方は、右にも行ってみてください🤗

御井の清水の水汲み場所に向かう方は、迷わずこちらを左折。

ここから下り道になります。ここら辺はぬかるんでいたんで、足下に注意です。

少し歩くと、左下に綺麗な泉が出てきて、水汲み場所に近づいていることを感じられます。

淡路島 御井の清水の水汲みルートの道中

そして登ること約20分、水汲み場に到着です❗️

あんまり「疲れた、疲れた」言うと奥さんに怒られんですが、僕は足がパンパンでした😙

御井の清水 水汲み小屋

淡路島 御井の清水の水汲み小屋
御井の清水の水汲み小屋

疲れた方はベンチがあるので、まずは小休止ですね。

淡路島 日本遺産文化財ガイドの看板

ベンチの横には、淡路島 日本遺産文化財ガイドの看板がありました。

淡路島 日本遺産文化財ガイドの看板「御井の清水」
淡路島 日本遺産文化財ガイドの看板「御井の清水」

日本書紀の仁徳紀の中に「朝夕に淡路島の寒水(しみず)を酌んで大御水(おおみもい)として献上した」との記述が残る伝承の地です。天皇の御陵水として運ばれたことが分かる内容で、大阪湾を渡って名水を運ぶ海人(あま)の姿を想像させるとともに、王権との関わりの深さをうかがわせます。

淡路島 日本遺産文化財ガイド「御井の清水」
淡路島 御井の清水の水汲み小屋

水汲み場の大きな石には、何かの詠が書かれているようでしたが、分からずじまい(T ^ T)

淡路島 御井の清水の水汲み場所にある石碑
石碑

「御井の清水」と題の付いた大きな看板を読んでみると、この名水で茶会が催されることが多いみたいですね。

御井の清水の水汲み小屋にある看板

今思い出しましたが、先日のじまスコーラで出会ったtommy’s coffeeの冨田さんは、御井の清水でコーヒーを作っていると言ってましたね。まさかここまで登ってはきてないでしょうけどね😁

この水汲み場から大きなタンクを持って降りるのは、ちょっと厳しいと思います。水の確保はペットボトルくらいにしておいた方が懸命です。

水汲み場は、このように緑のネットで覆われているので、ネットを抑えている石をどかして水を汲みます。

淡路島 御井の清水の水汲み小屋

柄杓が用意されていたので、こちらをお借りして一口。

淡路島の名水「御井の清水」を柄杓で一口いただいた
Left Caption

淡路島BASE

まろやか❗️

御井の清水は、六甲山系と同じくミネラル分が豊富に含まれているそうです。本場❓のミネラルウォーターが汲める場所です‼️

ちなみに、ネットの中はこんな感じです。

淡路島 御井の清水の水汲み場

水量は豊富でしたね。何年前なのかは分かりませんが、大昔の雨なんですよね〜。

これを天皇も飲んだんですね〜。

ということで、御井の清水を無事ゲット‼️

淡路島 御井の清水の水汲み場でミネラルウォーターをゲット

古代の名水で喉を潤した後は、どかした石をしっかりネットに戻して下山🤗

淡路島 御井の清水の水汲み場でどかした石を戻す

下山途中に、パラグライダーを見ました(画像中央付近です)。

淡路島の空でパラグライダー

かなりの高度でしたが、どこから飛んだらあんなに高く飛べるんでしょうか…。

暖かくなってきたので、そろそろアウトドアスポーツも楽しい季節。GWは淡路島の観光ピークになるでしょうね。10連休、全部晴れてくれたらいいなぁ😚

興味と時間のある方は、淡路島の名水「御井の清水」を汲みに行ってみてくださいね。普段あまり体を動かさない人には、いい運動になることは間違いありません🙌

サクッと古代の名水「御井の清水」を手に入れたい人は、麓の名水喫茶「サンスイ」で購入もできますよ❗️

御井の清水で作った、恋するサイダー

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