淡路島南あわじ市「お局塚」からの、試練の多摩山ハイキング😁

2019年5月12日

あわじ花へんろ四季のスタンプブックを入手してから約2ヶ月。コツコツと花の札所を巡って22個目のポイントがここ「お局塚」です。5月中旬はフジが見頃とのこと。

お局塚

正直、こんなに山奥にあるとは思っていませんでした(^_^;)

久しぶりに車のギアをファーストに入れました。コンクリートの舗装はされていたものの、道中、まぁまぁの山道。観光に行かれる方はご注意ください。

お局塚へのアクセス

あわじ花へんろのガイドブックにある住所「南あわじ市伊加利多摩山」をカーナビにセットして向かいましたが別の所に誘導されましたので、カーナビはおおよその場所を知るための参考程度と考えた方がよさそうです。

お局塚

道路脇にあるこの標識を見逃さないように。

そして、ここを曲がったら山道ですので安全運転で🙌

登りきると、こんなひらけた場所にたどり着きます。

お局塚

あわじ花へんろ 第68番

到着後、何はともあれスタンプです😁

お局塚

奥さんにスタンプを押してもらっている間、記録用に写真を撮っていた僕はすぐに気がつきましたよ。

この後ろにあるのが藤棚じゃないの?

お局塚

全然、咲いてない… _| ̄|○

というか、このフジ、生きてますかね??

お局塚

葉も無いし、とてもこれから花が咲くとは思えない状態でした😢

ハッハッハッハッハッハ、こういうこともあるさ😁ということで、お花見は到着2分で終了。。

ちなみにお局塚は、2月下旬のツバキと3月下旬のヤマザクラも楽しめるとガイドブックにありますので、そちらに期待しましょう🙌

お局塚とは

お局塚

平清盛の甥、平通盛の妻・小宰相之局(こさいしょうのつぼね)の供養塔です。

時は平安時代(1184年)、淡路島の対岸(一の谷)で源氏と平家の戦いがありました。その戦で平通盛が討ち死。悲報を受けた小宰相之局(19歳)は、屋島に向かって敗走していた軍船から鳴門海峡に身を投じました。

小宰相之局の亡骸が流れ着いたのが、淡路島のこのエリアということ。

この小宰相之局と従者6人の供養塔は、船の帆の形をしているそうです。

お局塚の由来

ここ多摩山一帯も平家の落人の隠れ家だったそうですが、淡路島は平家につながりが深いですね。あわじ花さじきにも、平家の古碑があったのを思い出しました。

記事のタイトルは花全開ですが、記事の下の方に平家の古碑について触れていますので、興味がある方はぜひ。

多摩山ハイキング

全然予定していなかったのですが、お局塚から里山林をハイキングができるコースがありました。

画像が見づらいですが、お局塚は右下。

この看板の写真で見るに、どうやら左上の林間広場がなかなかの絶景ポイントのよう😁

ということで、急遽、ハイキング開始👣

往路:尾根ルート870m(40分)

スタートは供養塔の右側の奥。

まったくのり気ではない奥さんを無理やり連れて軽い気持ちで進むと、早くも竹が行く手を遮っており。

奥さんはこの後すぐにここで転倒。「もう行きたくない😡」となるも… なんとか奥さんの気持ちをなだめながら進んでいきます。

きっと、このハイキング道はしばらく使用されていないと思います。途中、道が分からなくなること数回。奥さんからは「これ遭難パターンなんじゃないの😡」と、どやされながらも、なんとか阿那賀山(249m)らしきポイントに到着しました。

この後も撮影する心の余裕がないほど、ここは通れるのか??的な道を前進。

残り40mの標識を見つけた時の喜びといったらなかった😁

あともう少し。この先が林間広場!

到着‼️

あれ、絶景は❓

風車の上側しか見えませんけど・・

あるのはベンチくらい。

座ってみたものの、景色は見えず、日差しが強い。。

終了です… _| ̄|○

無理やり連れてこられた奥さん。

口数少なく・・

Right Caption
ひーちゃん
「下りよ」
Left Caption

淡路島BASE

「イエッサー!!!」

復路:樹林ルート770m(20分)

帰り道は楽勝でした。道幅も広いし、ほとんど平坦な道のりです。

途中に植生解説板もあったりして。

一番気になったのは、この黒い池。

なんで黒いんでしょうか?

あまりいい波動を感じなかったので、気になりつつも撤退。謎のままです。

スタート地点のお局塚まで、15分弱で下りてきました。

多摩山ハイキングまとめ

往復60分のハイキングコースでしたが、僕らは一周して45分でした。だいぶ往路でスピードを出して登ったんだと思います(怖くて)😁

どこから鹿が出てきてもおかしくないシチュエーションでしたが、遭遇することはありませんでした。よくよく案内看板を読んでみると、この里山林には鹿が少ないとのこと。むしろ、鹿が多いと植物を食べてしまうので森林が壊れてしまうそうです。

一つ言えるのは、尾根ルートはハイキング素人にはおすすめできないということ。これから夏に向けてさらに緑が茂ってくると思いますので、危険です。登るなら、樹林コースにしましょう。こっちのコースでも十分に自然を満喫できます😁

頂上(林間広場)が整備されて、絶景が望めたら最高なんですけどね〜。

あわじ花へんろ巡礼まとめページ

あわじ花へんろを少しずつ巡っています。興味がある方はこちらも参考にしてください。

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