淡路島・先山(淡路富士)をハイキング登頂
江戸時代から守り続ける名物ようかんもゲット〜

自分の足で登りきった時の、千光寺の見晴台から見る景色は格別
️この場所には何回も訪れていますが、もしかしたらこの日が一番天気が良かったかも

仁王門を挟んで見る、千光寺の紅葉も綺麗でしたね
先山は高さ448m。淡路島で3番目に高い山として淡路三山に数えられています。
イザナギとイザナミが最初に創造した山として全国的にも有名…ではないですが、それゆえに先山という名前が付いているそうです。
今回僕らが登ったコースは正規ルートではないので参考になるかは微妙ですが、「先山に登ってみたい」という方は、読み進めてください。
ちなみに結論から言うと、急な坂道が結構続いて足にきました。個人的には、諭鶴羽山を登った時より辛かったです。次の日から、見事に筋肉痛になりました
適当な場所から登り始める
突然、先山に登ることを決めたので、ハイキングコースなど分かるはずもなく。それでいて、調べようとしない夫婦なので、スタート地点は適当に決めました
「先山が見える位置なら、どこからでも行けるでしょ」と、下内膳にあるマルナカの向かいから。最近新しくオープンした子供服専門店「Birthday」の横の道をスタート地点に

登り始めたのは、ちょうど11時。
空は気持ち良すぎるくらいに晴れていました

最初は舗装された道をずんずん上に。

風景が山っぽくなってくると、本当に先山に行けるルートなのかやや不安が頭を過ぎりましたが、それでも上へ上へ。

途中、高速道路を横断。ここからの景色はもうだいぶ高い。

先山もグッと近づいてきた感じがします。

正直、既にやや息が上がり気味
ひーこらひーこら登っていくと、怪しげな柵が出現

「イノシシが降りてきちゃうので、入ったら締めてね」と。
どうやらここから山に入る雰囲気。
しかし、この道本当に登山道に出るのだろうか
変な山道だったら嫌だなぁと不安に思いつつも、歩みを止めず。ついに登山道に

心底安心しました
もし登山道に着かなくてUターンだったら、どんなに怒られたことか
ちなみに、ここまで約20分で到着。
登山道は6丁からスタート

登山道を少しあがると、すぐに6丁石が右手に出現。
1丁が約109mなので、だいたい650mほど登ったあたりから正規コースに合流したようです。
しかし、ここからも急な坂道の連続
️息があがること、あがること

7丁〜8丁は、階段が整備されているんですけど、これまた長い。

登りやすい階段が妙に辛くて。
「普通の山道が歩きたいよー」と、思っちゃう長さ。

8丁が過ぎると山道に変化。ただ、足下が土になっても、急坂であることは変わらず

たくさんのキノコと出会う
この辺りから、足下のキノコが気になり出し。

これなんか食べられる品種なんじゃないの
奥さんの「止めなさい」指令を受け、持ち帰るのはSTOP。

いやー、でも本当にたくさんのキノコをみましたね。

これなんか、絶対に食べれるでしょ

キノコに詳しい人は、より楽しい登山になりますよ
大自然の木々がパワフル

10丁を超えたあたりから、今度は樹木のパワーに圧倒されました。
丁石のすぐ後ろにある木からして、ソフトクリームのように2回転ほど巻いてましたし

画像を見てもよく分からないかもしれませんが、もうみんな、あるがままに伸びている感じ

11丁と12丁が短くて嬉しい

もうこの辺りは、足もだいぶキツくなっていて。山の中で涼しくなり、程よくかいた汗が冷えてきて寒い。早く着いてくれ〜状態
だから、11丁と12丁の間がすごく短かったのはとっても嬉しかったですね。50mも無かったのでは
とにかく、これはボーナスだと思いましわ

登ってくる途中に何個も置いてありましたが、登山道を掃除をしてくださっている方がいます。感謝ですね


13丁石の近くには、気になる一本の苗木が。小石で守られているようで。何の木なんだろう

スコップのオブジェ

14丁石を過ぎると、これまた不思議なオブジェを発見

スコップが擁壁に刺さっている
「これは勇者のスコップかもしれないぞ」と、奥さんに抜かせてみるも、抜けず。。

僕も一応触って確認しましたが、面白そうなのでそのままにしておきました

この辺から道のクネクネの距離が短く角度も急に。少しゴールを感じはじめます。
15丁を越えると、明らかに僕の足取りも軽く

パワースポット岩戸神社に到着

16丁石は、何度も見たことがある石です
お向かいの木には、「スモト← 卍 →フクラ」の案内板。今回確かに、スモトから登ってくることができました
しかし、反対側に行けばフクラに着くのだろうか… そもそも道がないんじゃないの…

この木が示すフクラ方面にあるのは、淡路島のパワースポット岩戸神社。

この地には天照大御神にまつわる伝説が残っています。

もちろん、「天岩戸」に手を合わせてきました。

岩戸神社については、こちらのブログも参考に。
ちなみに、岩戸神社に到着した時刻がちょうど12時。ここまでスタートから1時間でした。
先山千光寺に到着

岩戸神社から本道に戻って、少し歩けば17丁石があり。ここが先山千光寺の入口です。
別格本山千光寺の石碑の横にある大木は、いつ見ても立派

ちなみに、先山千光寺はあわじ花へんろの一つ。この記事の冒頭でもチラッとご紹介しましたが、紅葉が見所の一つです

洲本八景7 先山より眺望

見晴台からの眺めを見れたのが、今回の登山のご褒美でしたね。
この場所は好きです

他にどんな場所が洲本八景なの?と気になる方はこちらも参考にどうぞ。
先山千光寺の境内に18丁石

先山千光寺の仁王門の朱色が青空とあいまって、とても素敵
そして仁王門の横、左手に最後の18丁石があります。かわいいお坊さん付き

これにて、先山を登頂です
その後は、狛猪を見て。

堂内にある素敵な絵を見て。

二柱御大神に手を合わせ。

鐘楼を鳴らして、下山しました。
先山千光寺の名物ようかんが美味しい

下山する際、先山千光寺の下にあるお店で、名物のようかんを初購入

️江戸時代から変わらない製法で、おばあちゃんの手作り。
たしか、お店はもう180年とか言ってたかな。
大正時代には、お店は見晴台のところにあったそうです。「昔は見晴台の東西に階段があってねー・・・。ここは女人禁制だったから・・・」と、たくさんお話をしてくれました

「お薬なしで作ってるから、今日食べてね」ということで、帰ってすぐに食べましたが、とっても美味しい

食感は、やや弾力あり。個人的には新感覚でした(ようかん食べたこと、あんまりないですが…)。

甘すぎないのが、とっても好み
この名物ようかんは次回以降、リピート確定です賞味期限が長ければ、実家に送りたいくらい。
もし販売していたら、食べてみる価値があると思いますので、皆さんもぜひ
先山ハイキング登頂まとめ
そんなこんなで、下山したのは13時30分。
2時間30分で、先山ハイキングを満喫できました
急な坂道が続きますが、運動不足の人にはちょうどいい刺激かも。
️少し余裕を見ても3時間で登り下りできることが分かったので、またタイミングを見て、次は一丁石がある正規のスタート地点からチャレンジしたいと思います皆さんもぜひ〜
当サイト「淡路島に移住してから」では、これからも淡路島の魅力を発信していきます。応援よろしくお願します
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