淡路島・小麦づくり2021 #06【完結編】|製粉機をゲット❗️ついに淡路島産小麦が完成したよ〜😁

2021年7月23日

小麦粉

やりました❗️

とうとう、淡路島産の自家製小麦粉ができました😁

いや〜、収穫してからが長かった〜。

まずは、ザルでふるいにかけながら、選果作業をして。

よく乾燥させないと、うまく粉になってくれないらしく。

家の2Fに広げて2週間くらい干して。

干す
家のスペースの関係で、10kgずつしかできない😭

よく乾燥させた小麦を、とりあえずジップロックで保管。

乾燥した小麦

その間、小麦を粉にできる製粉機を誰か持っていないかなぁ〜と、聞いてまわったりも少しだけしましたが、せっかちな性格なため、もう我慢できない😁

家庭用製粉機を中古で購入❗️

製粉機

昨日、到着しました〜😊

息子と製粉作業

小麦粉を入れる

よく分かりませんが、とりあえず粗挽きでひいてみると、

「すげぇ〜〜〜」

思わず歓声がもれました。

あたり前ですが、小麦が粗っぽく粉々に。

粗挽き

最初、この段階でふるいにかけたのですが、ほとんど白い粉が取れず、あまりにもゴミ(ふすま)が多すぎる。

なんか違うな・・・

ということで、もう一度、これを細かく製粉してみることに。

細かく製粉

「おぉ〜、白いのが増えたぞ❗️」

歓声がおきました😁

これを、ふるいにかけていく。

率先して手伝ってくれる息子。どうやら、こういう作業が好きらしい。

製粉作業をする息子

「これが小麦粉かぁ」

と、つぶやく息子に、親としても満足感を覚えました😁

教科書に書いてある理屈で学ぶのではなくて。

実際に自分の手で小麦を育てて、収穫して、製粉作業までをお手伝い。小麦粉ができるまでの全行程をリアルに体験できることが、どれだけ贅沢な体験か。

いや、ほんとに皆様に感謝です😊

ちなみに、さっきはゴミと表現してしまいましたが、ふるいに残ったこちらの茶色のは「ふすま」と呼ばれていて。小麦の表面にある表皮ですね。

ふすまには、とっても栄養が詰まっているそうです。

このふすまを含めて粉にするのが、よく耳にする「全粒粉」というやつですね。

栄養が詰まっているのに、はじかれてしまう理由はいくつかあって。

ふすまが入っていると、口当たりが悪くなる。

まぁ、想像も容易ですね、表皮は固いですから。

あとは、表皮なので汚れている。

悔しいですが、これも事実です。

書かない方がいいのかもしれませんが、小麦を乾かしていると、どこからか蛾が発生します(もちろん永遠ではなく一定期間です)。

虫の糞が表皮に付いていないと言う方が無理があります。

そんな理由からも、ふすまははじかれます。

今回、2.5kgの小麦を製粉し、ふすまの量は921gでした。約36%です。

ふすま

業者に製粉を依頼すると20〜30%程度らしいので、今回僕らは少し粗く削りすぎたのかなと。ふすまの方にも白っぽさが見て取れますので。

このふすまは、もちろん捨てません。

藍染の加工の際に使用するらしいので、淡路島で藍染をされている「藍藍ー(AiAii)」さんに持っていってみようと思います😁

肝心な小麦粉の方はといえば、合格点な気がしています😊

小麦粉

やっぱり素人なので、茶色(ふすま)の粒々が混じっています。

まぁ、栄養なんで、全然OKですけど😙

最終的に、2.5kgの小麦からできた小麦粉は、1.5kgほど。

あとは、これを食べてみて。

無事に食べられたら、ご近所さんにお裾分けですね😁

農家さんが小麦粉を作らない理由

今日AEONでお好み焼き用の小麦粉が800gで500円で販売していました。

僕らが収穫できた小麦は50kg。小麦粉にしたら30kgです。

これをAEONの金額に直すと、1万8750円です。

まだ、全てを小麦粉にしていませんので、まだ労働力がかかりますが、全てを終えて2万円にもならないんです😂

今回はエンドユーザーへの販売価格で計算しましたが、スーパーの中間マージンを考えれば、もっと農家さんの手取りは減ります。

こればっかりをやっているわけではないでしょうが、半年頑張って2万円にならないんですから。

普通に考えて、農家さんが小麦粉を作れるはずがありません。

さて、これから淡路島産の小麦はどうなるかな〜😁

とりあえず、近々食べてみます❗️❗️

淡路島小麦づくり2021バックナンバー

当サイト「淡路島に移住してから」では、これからも淡路島の魅力を発信していきます。応援よろしくお願します🙌

Posted by 淡路島BASE