淡路島・小麦づくり2021 #06【完結編】|製粉機をゲット❗️ついに淡路島産小麦が完成したよ〜😁
やりました❗️
とうとう、淡路島産の自家製小麦粉ができました😁
いや〜、収穫してからが長かった〜。
まずは、ザルでふるいにかけながら、選果作業をして。
よく乾燥させないと、うまく粉になってくれないらしく。
家の2Fに広げて2週間くらい干して。
よく乾燥させた小麦を、とりあえずジップロックで保管。
その間、小麦を粉にできる製粉機を誰か持っていないかなぁ〜と、聞いてまわったりも少しだけしましたが、せっかちな性格なため、もう我慢できない😁
家庭用製粉機を中古で購入❗️
昨日、到着しました〜😊
息子と製粉作業
よく分かりませんが、とりあえず粗挽きでひいてみると、
「すげぇ〜〜〜」
思わず歓声がもれました。
あたり前ですが、小麦が粗っぽく粉々に。
最初、この段階でふるいにかけたのですが、ほとんど白い粉が取れず、あまりにもゴミ(ふすま)が多すぎる。
なんか違うな・・・
ということで、もう一度、これを細かく製粉してみることに。
「おぉ〜、白いのが増えたぞ❗️」
歓声がおきました😁
これを、ふるいにかけていく。
率先して手伝ってくれる息子。どうやら、こういう作業が好きらしい。
「これが小麦粉かぁ」
と、つぶやく息子に、親としても満足感を覚えました😁
教科書に書いてある理屈で学ぶのではなくて。
実際に自分の手で小麦を育てて、収穫して、製粉作業までをお手伝い。小麦粉ができるまでの全行程をリアルに体験できることが、どれだけ贅沢な体験か。
いや、ほんとに皆様に感謝です😊
ちなみに、さっきはゴミと表現してしまいましたが、ふるいに残ったこちらの茶色のは「ふすま」と呼ばれていて。小麦の表面にある表皮ですね。
ふすまには、とっても栄養が詰まっているそうです。
このふすまを含めて粉にするのが、よく耳にする「全粒粉」というやつですね。
栄養が詰まっているのに、はじかれてしまう理由はいくつかあって。
ふすまが入っていると、口当たりが悪くなる。
まぁ、想像も容易ですね、表皮は固いですから。
あとは、表皮なので汚れている。
悔しいですが、これも事実です。
書かない方がいいのかもしれませんが、小麦を乾かしていると、どこからか蛾が発生します(もちろん永遠ではなく一定期間です)。
虫の糞が表皮に付いていないと言う方が無理があります。
そんな理由からも、ふすまははじかれます。
今回、2.5kgの小麦を製粉し、ふすまの量は921gでした。約36%です。
業者に製粉を依頼すると20〜30%程度らしいので、今回僕らは少し粗く削りすぎたのかなと。ふすまの方にも白っぽさが見て取れますので。
このふすまは、もちろん捨てません。
藍染の加工の際に使用するらしいので、淡路島で藍染をされている「藍藍ー(AiAii)」さんに持っていってみようと思います😁
肝心な小麦粉の方はといえば、合格点な気がしています😊
やっぱり素人なので、茶色(ふすま)の粒々が混じっています。
まぁ、栄養なんで、全然OKですけど😙
最終的に、2.5kgの小麦からできた小麦粉は、1.5kgほど。
あとは、これを食べてみて。
無事に食べられたら、ご近所さんにお裾分けですね😁
農家さんが小麦粉を作らない理由
今日AEONでお好み焼き用の小麦粉が800gで500円で販売していました。
僕らが収穫できた小麦は50kg。小麦粉にしたら30kgです。
これをAEONの金額に直すと、1万8750円です。
まだ、全てを小麦粉にしていませんので、まだ労働力がかかりますが、全てを終えて2万円にもならないんです😂
今回はエンドユーザーへの販売価格で計算しましたが、スーパーの中間マージンを考えれば、もっと農家さんの手取りは減ります。
こればっかりをやっているわけではないでしょうが、半年頑張って2万円にならないんですから。
普通に考えて、農家さんが小麦粉を作れるはずがありません。
さて、これから淡路島産の小麦はどうなるかな〜😁
とりあえず、近々食べてみます❗️❗️
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